【EA検証】MorningShow_CHFJPYレア通貨ペアの朝スキャ
ポートフォリオとして考え、なるべく朝スキャ以外の
EAが良いな〜と物色していたのですが、またもや
信頼のおけそうな朝スキャEA
を見つけてしまいました!!
その名も、モーニングショーです。
MorningShow_CHFJPY
MorningShow_EURGBP
CHFJPY、EURGBPのスキャルというのは珍しく、
しかも朝スキャとなると他に記憶がありません。
スプレッドが狭いことが望ましく、さらに
日本時間早朝にスプレッドが広がらないことが
望まれるわけですから、EURUSD、USDJPY、
EURJPYなどが多く見られることになります。
あ、GBPJPYもありますね。
数少ない例として思い出したのが、
WhiteBearZのGBPですね。
ポンドクロスのシロクマZで、
GBPUSD、GBPJPY、EURGBPを対象にした
EAでした。
残念ながら、USDJPY版やEURJPY版が大活躍
していることもあり、影が薄かったと記憶しています。
個人的には、EURGBPを一番最初に諦めた記憶が
あります。
MorningShowに関しては、バックテストを見て信用し、
(過去が対象)
開発者さんのソウルさんのサイトを拝見して信頼する
(未来が対象)
に至りました。
当然のことですが、将来のことはわかりません。
しかしながら、ソッコーでEA稼動開始を決めたので、
EAの紹介をさせていただきます。
無料でEAを使えるEABANKに登録されているので、
タダ(無料!!)で使えるというメリットを活かし、
まずはダウンロードしてバックテストしてみて下さい。
まだEABANKに登録していない方は、無料登録をサクッと
済ませておくと、良いEAを見つけることができると思います。
MorningShow_CHFJPYのレビュー
EA開発者:ソウル さん
サイトを運営されています。
人柄の一端を伺い知ることができますよ。
https://xn--fx-590h.jp/
EA概要
・日本時間早朝にエントリーするスキャルピングEA(朝スキャ)
・コツコツドカン型とEABANKにて説明せれていますが、
イメージ的にはコツコツポカン。
通貨ペア:CHFJPY
(兄弟EAとして、EURGBP版もEABANKに登録されています)
使用時間足:M1(1分足)
(個人的に、最近はM1が珍しくなくなりました)
取引スタイル:所謂朝スキャ
(日本時間早朝にエントリーするスキャルピング)
最大ポジション数:3(ロングとショートで個別に任意設定可能)
最大ストップロス(SL):8pips固定
テイクプロフィット(TP):39pips固定
両建て:あり
その他:
・『メインEAという位置づけではなく、ポートフォリオの
片隅で小ロットで運用をお勧めします』と紹介されています。
個人的にも、そのように考えるし、そうします。
・リスクをコントロールするという点で、ポジション数を任意設定
できることを活用したいところです。
同じ金額を本EAに割り当てるにしても、ロットサイズとポジション数
の組み合わせで考えたいところです。
未だ実行できていませんが、ポジション数をしっかりとバックテストで
検討することにしています。
バックテスト結果
MT4でバックテストを実行した後、詳細に解析する場合には、
QuantAnalyzerが有名で一般的です。
意外と知られていないように見えるのが、myfxbookに
MT4のバックテストレポートファイルをアップロードして
解析するという方法です。
ここでは、一般的なQuantAnalyzerを使って見ていきましょう。
EABANKに掲載されているバックテスト結果をQuantAnalyzerで
表示させてものを紹介します。
LOTサイズは0.14LOTです。
テスト期間は、2008年6月から2018年5月末までの10年です。
ざっくり言えば、MT4のバックテスト結果レポートと同様の内容に
暦年毎の損益を追加したような表示内容です。
利益:$12,669.43(MT4バックテスト記載値)
最大ドローダウン:$933.52(MT4バックテスト記載値)
(QuantAnalyzerは最大ドローダウンの精度が低いので
MT4バックテスト結果を紹介)
横軸が時間(年月)、縦軸が利益のグラフです。
下段にドローダウンが描画されています。
最大停滞期間(Max stagnation)が269日となっています。
他のEAと比較して、滑らかなラインになっているという印象です。
QuantAnalyzer画面下に表示される多数の指標の中にある
Stabilityを見ると0.94となっており、他のEAよりも望ましい
状態にあることがわかります。
(もちろん、あくまでもバックテスト上の話で、
一つの指標に過ぎません)
左側の表とグラフは、暦年毎の損益を示しています。
毎年、しっかりと利益を稼ぎ出してくれています。
左から2列目の2つの棒グラフは、日毎の損益、
エントリー時間毎の損益です。
28日の損失が目立ちますね。
月末あたりに何かあるのでしょうか?
右から2列目の棒グラフは、上段が時間毎の
勝数と負数、下段は時間毎のトレード数です。
日本時間朝スキャというのが明確にわかりますね。
勝率の高さを想定させるグラフです。
コツコツポカン(ドカンではなく)を連想させます。
一番右側のグラフは、ポジション保有時間と損益、
ポジション保有時間とポジション数を示しています。
設定したTPとSLで決済されることがほとんど全てを
占めているのであろうことを伺わせる散布図です。
このEAが決済をロジックやトレールを積極的に
取り入れたらどうなるのだろう?という興味があります。
下段の棒グラフでは、ポジション保有時間が4時間迄
というのが多くを占めることを示しています。
リアル口座フォワード結果の紹介
MorningShow_CHFJPYとMorningShow_EURGBPを
検証ロットサイズで稼動開始したところです。
EABANK用のTITANFX口座にて稼動しています。
それ用のmyfxbookにて参照可能となるはずです。
トレード履歴ができたら、EA名称をmyfxbookに設定
することにします。
※追記
MorningShowは、無料EAサービスの先駆けとも言える
GemTradeの兄弟サービスであるGEMFOREXの
ミラートレードにも登録されています。
そこでは、MorningShowが11通貨に対応しており、
ポートフォリオとして組まれたものとして提供されています。
ということで、どの通貨ペアの結果が良いのか、確認してみました。
結論から言うと、EABANKにて使用できるEURCHFとCHFJPY
が良い結果をだしていました。
GEMFOREXのミラートレードにおいて履歴が確認できるのは
2018年9月7日以降です。
2018年12月5日時点でトレード結果をダウンロードして、
通貨ペア毎に損益を算出しました。
3ヶ月間の結果ということになるので、直近の結果として
参考材料となります。
では、その結果を紹介します。
まずは、通貨ペア毎の集計結果です。
ご覧のとおり、EABANKに登録されている
CHFJPYは好調ですが、
EURGBPはトントン程度
というところです。
残念ながら、ここ3ヶ月で絶好調なEURCHFはEABANKに
登録されていないので、使えないということです・・・。
CHFJPYの取引履歴をグラフにしました。
EURGBPの取引履歴グラフはこちらです。
参考までに、EURCHFの取引履歴をご覧下さい。
う〜〜〜ん・・・。
これを稼動させたいですね・・・。
もちろん、この先どうなるかは分からないのですが。
GEMFOREXでのミラートレードにおけるMorningShow_GEM(11通貨版)の
全通貨ペアでの結果をご覧下さい。
上下の振れ幅が大きいものの、全体として利益が積み上がるように
見えます。
今後の動向に注目です。
GEMFOREXのミラートレードも無料で使用できる嬉しいサービスです。
もちろん、登録は無料です。
サクッと登録を済ませて、サービス内容を確認しておくと良いですね。
管理人の場合、今回をきっかけに改めて確認しました。
MorningShow_GEMを詳しく調査/検討し、
GEMのミラートレードを使ってみるのも良さそうです。
今後の運用
検証ロットサイズで稼動開始したばかりですが、
様子を見ながら順次ロットサイズを変更していくことを
強く想定しています。
もちろん、大きくし過ぎるようなことはしないように
しますし、きっちりと結果を見ながら判断することに
しています。
まだポジション数の設定を探索していないので、
探索結果が出たら、きちんと検討し、設定に反映させます。
現時点のEA設定は、ロットサイズ以外はデフォルトのままです。