【EA検証】TailWind_V2(多通貨ペア対応)|無料Traders-proかゴゴジャンで購入
TailWind(追い風)に乗って口座残高を増大させて
くれることをイメージできるEAを紹介します。
他通貨ペア対応というのも嬉しい
Tailwind_V2
です。
作者さんのブログによれば、V2にバージョンアップした
ようです。
『対応通貨ペア・時間足を吟味しなおし,新生【Tailwind_v2】を
公開いたします』
としています。
『特にEURUSD版は,相当な稼ぎ頭なので
公開するか悩みました。
EA界隈の切磋琢磨促進のため,出し惜しみは
しないことにしました。
皆様にもお役立ていただければ幸いです。』
とのお言葉がわいぞーさんのブログにて紹介されています。
かなりの自信があるようなので、そのつもりで検証
していきます。
TailWind_V2(USDJPY)のレビュー
TailWind_V2は多通貨ペアに対応していますが、
ここでは、USDJPY(15分足)を対象に話を
進めます。
EA開発者:わいぞー さん
EA概要:
・押し目買い・戻り売り定番スキャル
・1ポジ可変ストップロスにて運用者の負担軽減を狙う
・他通貨ペア対応
通貨ペアと時間足:
5分足 EURUSD(EURUSDのみM5チャート)
15分足 USDJPY
15分足 EURAUD
15分足 EURCAD
15分足 GBPUSD
取引スタイル:スキャル
最大ポジション数:1
最大ストップロス(SL):100pips
テイクプロフィット(TP):記載なし
両建て:なし
その他
・「注文は 0.1 Lot以上に限ります」ということになっています。
稼働開始時に小さなロットで様子を見るということができないので、
そういう点では不便ですね・・・。
本EAの数少ない残念な点です。
稼いでくれるEAならば、ロットは自然に大きくなるし、永く
稼働させることになるので、稼働開始の敷居を上げてしまうのは、
利用者にとっても、提供側にとっても、あまり好ましいものでは
無いという見方を管理人はしています。
(ゴゴジャンでも購入できるので、どうしても小ロットから稼働開始
したいという場合の選択肢はあります)
リアル口座でのフォワード結果が貴重な判断材料となると思うので、
当サイトで公開しているmyfxbookを参照下さい。
(しばらくは、参考になるほどのトレード数がありませんが)
開発者さんもリアル口座の結果をmyfxbookで公開して
下さっています。(国内口座の外為ファイネスト)
・ex4ファイルだけでなく、Librariesフォルダに
「Tailwind_v2.dll」ファイルを保存しておく必要があります。
これは、絶対に忘れずに!!実行しましょう。
TailWind(USDJPY)のバックテスト結果
MT4でバックテストを実行した後、詳細に解析する場合には、
QuantAnalyzerが有名で一般的です。
意外と知られていないように見えるのが、myfxbookに
MT4のバックテストレポートファイルをアップロードして
解析するという方法です。
ここでは、一般的なQuantAnalyzerを使って見ていきましょう。
FXTF(FXトレードフィナンシャル)のヒストリカルデータ
をWEBからダウンロードして使用しました。
バックテスト結果をQuantAnalyzerで表示させてものを紹介します。
(2012年1月から2018年9月末)
LOTサイズは0.1LOTです。
・Overview(概要)
ざっくり言えば、MT4のバックテスト結果レポートと同様の内容に
暦年毎の損益を追加したような表示内容です。
利益:$3053.46(MT4記載値)
最大ドローダウン:$309.05(MT4記載値)
(特にドローダウンは、QuantAnalyzerは精確性に欠けるようです)
プロフィットファクター:1.49
当サイトで紹介しているEAにおいては、もはや当たり前の
ようですが、毎年利益を稼いでくれています。
・Equity chart(利益曲線)
横軸が時間(年月)、縦軸が利益のグラフです。
下段にドローダウンが描画されています。
最大停滞期間(Max stagnation)が232日で、
バックテスト期間の最後で発生しています。
バックテスト期間をもっと長くした場合に
どうなるのかが気になるところです。
(開発者さんのフォワードを見る限り、
むしろ好調なようです)
左側の表とグラフは、暦年毎の損益を示しています。
上述の通り、毎年利益を稼いでくれています。
2018年は9月末までの結果ですが、残り3ヶ月分で
どうなるのか楽しみですね。
左から2列目の2つの棒グラフは、日毎の損益、
エントリー時間毎の損益です。
上段の棒グラフ(P/L by day)を見ると、
15,19、25日に思わしくない結果となるようです。
下段の棒グラフ(P/L by hour)を見ると、
12-14時にエントリーしたポジションがイマイチのようです。
で、この12-14時にエントリーしたポジションを
エントリーしなかったとすると、上段の棒グラフが
どのように変化するのかが気になるところです。
右から2列目の棒グラフは、上段がエントリー時間毎の
勝ち(利益)と負け(損失)、
下段が時間毎のエントリー数です。
19時が突出してエントリー数が多く利益を稼ぎ出して
います。
この時間のエントリーは、ロットサイズを大きくしたい
ところです。
テクニカルで状況を抽出できれば、ロジックに反映しやすい
ですね。
そうで無ければ、時間でロットサイズを設定することも
可能ではありますが、過剰最適化という範疇に入ってしまう
可能性のある対応方法と言えそうです。
いずれにせよ、深く解析したい現象です。
EA作者のわいぞーさんは、どのように考えているのでしょうか・・・。
一番右側の散布図と棒グラフは、ポジション保有時間と損益、
ポジション保有時間とエントリー数の関係を示しています。
上段の散布図を見ると、$-60から$-80の範囲にはプロットが
無く、分断されています。
興味深い現象です。
下段の棒グラフで見ると、4、8時間という区切りの保有時間となる
ポジション数が多かったことがわかります。
それにしても、結果的に19時台のエントリーについてロットを
大きくしたいと強く思わせる結果でした。
(過剰最適化的な対応にならない方法で実装できたら素晴らしいですね)
TailWind(USDJPY)リアル口座フォワード結果の紹介
「まずは」ということでUSDJPY(M15)にて稼働開始したところです。
Traders-pro用TAITAN FX口座で稼働しているので、その口座用の
myfxbookで参照可能となります。
記事作成時点ではノートレードですので、参考になる材料となるのは
数ヶ月先になると思います。
TAITAN FXで稼働させた場合の直近の様子を確認したいという
場合には、間もなく参考になると思います。
TailWind(USDJPY)の今後の運用
USDJPY以外の通貨ペアについては、順次稼働を検討し、
判断と対応をしていきます。
(現時点では、通貨ペアを増やしていくというよりは、USDJPYの
ロットを早期に巡航ロットへ向けて漸増させていくイメージでいます)
あと、開発者のわいぞーさんにコンタクトしてみることにします。
TailWind_V2のように、しっかりと利益を獲得してくれる
可能性があるEAを無料で使用できるのが
Traders-proです。
候補となる複数の海外口座から自分好みの口座を選択し、
その口座にて無料でEAを使用することができます。
(Traders-pro経由という形で開設する必要があります)
多数のEAから長期的に活躍が期待できそうなもの、
正に今が絶好調というEAを自分で選択し、
無料でEAを使うことができます。
ユーザーとしては無料でEAを使用することができ、
サービス提供者やEA開発者さんは、FX口座から
一定のフィーを受け取ることができるので、
正に三方良し!!です。
(海外口座ではお馴染みのキャッシュバックサービス分が
ユーザーではなくEA提供側に払われるというイメージです)
未だTraders-proに登録していない方は、サクッと
登録を済ませ、どんなEAが使えるのか吟味してみて
下さい。
ちなみに、最初に必要となる10万円以上の入金についてですが、
同じFX業者の口座に余裕資金があるなら、FX口座間の資金振替で
資金を移動することが可能です。
手数料無料ですし、移動もサクッと迅速にできてしまいます。
当サイト管理人の場合、TITAN FX口座を複数保有しており、
無料EAサービスを新たに活用するという場合には、別の
TITAN FX口座の余裕資金を新たに開設した口座へ
口座間振替で資金移動させています。
また、利益が出たら、その口座で複利でまわすのも良いですが、
他の口座へ移動させるということも簡単にできます。
最初は、いくつかの口座を実際に自分で使い比べることが
良いと思いますが、これ!!と決めたFX業者に絞って
活用していく方法を当サイト管理人は実行しています。
やっぱり国内口座でトレードしたいんだよね〜〜〜
という場合には、GogoJunglで購入可能です。
Tailwind
TailWind_V2を、ぜひ御自身でバックテストして検証してみて下さい。
特にFXやEAに不慣れな時期は、沢山のEAを検証することが
運用者としての実力アップにつながると思います。
そういう場合にも、無料EAサービスが重宝します。