【EA検証】GoodMoringシリーズをレビュー|EABANK
無料でEAを使えるEABANKを活用しています。
もう、こういった無料EAサービスの活用なしには
MT4のEAによるFX自動売買は考えられません。
EABANKのEAを活用するための口座として
TITAN FXをあてています。
そのEABANK用TITAN FX口座の主軸となっている
GoodMoringシリーズ
を紹介します。
程度の差こそあれ、どの通貨ペアにおいても
稼いでくれることを見込めるEAと見ています。
・Good Morning EURJPY
・Good Morning USDJPY
・Good Morning GBPJPY
ちなみに、Good Morning Light というシリーズもあり、
・Good Morning Light AUDJPY
・Good Morning Light NZDJPY
がラインナップされています。
こちらの2つは自分の口座で稼働させていないので、
稼働させることになったら紹介させていただく予定です。
GoodMoringシリーズをレビュー
・EA開発者:hokuto さん
・EA概要
日本時間早朝の時間帯にエントリーするEAで、【朝スキャモード】と
【朝デイモード】の2つのロジックが存在します。
・通貨ペア
EURJPY
USDJPY
GBPJPY
・使用時間足
M5
・取引スタイル:スキャルピング、デイトレード
・最大ポジション数
【朝スキャモード】3(任意設定可能)
【朝デイモード】1(任意設定可能)
・<最大ストップロス(SL)>
【朝スキャモード】
★EURJPY
ロング:60 最大値の任意設定可能
ショート:65 最大値の任意設定可能
★USDJPY
ロング:60 最大値の任意設定可能
ショート:60 最大値の任意設定可能
★GBPJPY
ロング:85 最大値の任意設定可能
ショート:85 最大値の任意設定可能
【朝デイモード】:
★EURJPY
ロング:55 最大値の任意設定可能
ショート:85 最大値の任意設定可能
★USDJPY
ロング:60 最大値の任意設定可能
ショート:50 最大値の任意設定可能
★GBPJPY
ロング:55 最大値の任意設定可能
ショート:100 最大値の任意設定可能
・<テイクプロフィット(TP)>
【朝スキャモード】
★EURJPY
ロング:20 最大値の任意設定可能
ショート:50 最大値の任意設定可能
★USDJPY
ロング:25 最大値の任意設定可能
ショート:25 最大値の任意設定可能
★GBPJPY
ロング:35 最大値の任意設定可能
ショート:40 最大値の任意設定可能
【朝デイモード】
★EURJPY
ロング:100 最大値の任意設定可能
ショート:100 最大値の任意設定可能
★USDJPY
ロング:100 最大値の任意設定可能
ショート:100 最大値の任意設定可能
★GBPJPY
ロング:100 最大値の任意設定可能
ショート:100 最大値の任意設定可能
・両建て:あり
・その他
エントリー時間と決済時間を限定することで、指標等の影響を
受けづらいロジックとしている。
月曜日と土曜日の早朝はエントリーをしない仕様。
週末のポジション持ち越しをしない
バックテスト結果紹介|EURJPY
EABANK掲載のバックテスト結果をQuantAnalyzerにて
表示させたものを紹介します。
★EURJPY
・Overview(概要)
Overviewでは、MT4でのバックテスト結果レポートと
同様の内容を確認できます。
数年以上でのバックテスト結果であれば、年、月毎の利益を
確認できるという点で、QuantAnalyzerで見ることのメリットがあります。
それにより、自分の口座で運用した時に結果をよりリアルに
イメージしやすくなります。
GoodMoring EURJPYでは、
200年1月3日から2017年12月29日までの期間における
バックテスト結果は以下のようになっています。
TOTAL PROFIT(利益):$57989.53
DRAWDOWN(最大ドローダウン):
※Quantanalyzerでのドローダウン表示が正しくなく、
MT4での表示の方がより精確なようです。
MT4での表示:$941.51
PROFIT FACTOR(プロフィットファクター):2.0
暦年毎の集計において、毎年利益を獲得しています。
月毎の集計においては、流石に損失となる月もありますが、
損失となった場合の額が月毎の利益額に対して小さい
(大きくない)と言えるという認識を管理人は持ちました。
この結果がこの先も永く続いて欲しいな、と思わせる
バックテスト結果であると見ています。
・Equity chart(利益曲線)
Overviewの数値からイメージできますが、滑らかな利益曲線
となっているという認識です。
グラフ下段にドローダウンが描画されています。
ある時期だけ突出してドローダウンが大きいということではなく、
ドローダウンが大きい時期が複数回あり、ドローダウンの大きさも
似たようなものであり、相場状況がこれまでと大きく変わらなければ、
この先も似たような傾向にあると想定されるので、
最大ドローダウンをここから更に大きく想定した資金管理をしなくても
良いであろうと見ています。
逆に言えば、これらドローダウンよりも大きくなるようであれば、
それは過去の相場と大きく変わったと言える可能性が高い、
という判断を基に
LOT調整なり稼働中断、停止などの判断を迅速に実行する必要がある
状況にある、という判断がしやすいということになる、
という認識です。
(このへんは、バックテスト結果を冷静に見ているのと、
リアル口座の残高を直視している場合の認識・判断が微妙に
変わってきてしまう、という点も考慮する必要があるというのは
ありますね)
2012年以降、ドローダウンが300pipis程度以下におさまる
状況にあるので、それを超えてドローダウンするようであれば、
EAとしては想定範囲と捉えつつも、ロットサイズを
小さくするとか、一時停止の検討をするとか、そういった
対応をする状況であるという判断ができます。
2000年の後半にトレードの形跡が無いのは、如何にも不自然なので、
ヒストリカルデータの問題などがあって、バックテスト結果に
影響を与えているのかもしれません。
左端2つの表と棒グラフは年毎の損益を表していますが、
毎年、1年という区切りでしっかりと利益を計上している
ことが分かります。
左から2列目の棒グラフ2つは、日毎、エントリー時間毎の
損益です。
強い傾向は見られず、安定したトレードをしていることが
わかります。
右から2列目の円グラフと棒グラフは、ロングとショートの
ポジション方向の比率、日毎の利益と損失をそれぞれ
示しています。
日毎の利益と損失を見てみても、安定していることが分かります。
右端の散布図と円グラフは、ポジション保有時間と損益、
利益と損失の割合をそれぞれ示しています。
利益額を見ていると、TP値で決済される場合が少なくない
ように見受けられるので、TP値の探索をしてみたいと
思わせる結果です。
(実際、探索(最適化)の計算をMT4にやらせています。)
バックテスト結果紹介|USDJPY
★USDJPY
・Overview(概要)
GoodMoring USDJPYでは、
200年1月3日から2017年12月29日までの期間における
バックテスト結果は以下のようになっています。
TOTAL PROFIT(利益):$53349.88
DRAWDOWN(最大ドローダウン):
※Quantanalyzerでのドローダウン表示が正しくなく、
MT4での表示の方がより精確なようです。
MT4での表示:$907.67
PROFIT FACTOR(プロフィットファクター):2.01
暦年毎の集計においては、毎年利益を獲得しています。
月毎の集計においても、利益となる月が多く、
損失となる月は、年に3ヶ月程度といったところです。
概ね右肩上がりの利益曲線を描く結果をバックテストにて
残しています。
累積利益を更新できずに停滞した期間が、最大で
217日(Max Stagnation)。
下段に示しているドローダウンを見ると、2011年以降
は300pips台に収まっています。
今後、これを更新してドローダウンが拡大する状況に
なった場合には、未だEAとしては想定範囲とすべき
ではあるものの、一旦はロットサイズを調整することを
検討するタイミングにあるという認識を持って
対応を検討することを個人的にはすることになると
考えています。
左端の表と棒グラフは、年毎の損益を示しています。
暦年での集計で利益を計上してくれることが
今後も想定されることを強く想定することの材料となる
バックテスト結果です。
左端から2列目の2つの棒グラフは、エントリーした日毎、時間毎
の損益です。
特に強い傾向というのは無く、安定して利益を稼ぐバックテスト
結果を残していることが見て取れます。
右端から2列目の円グラフと棒グラフは、ロングとショートの
比率、日毎集計の利益と損失を示しています。
ロング、ショートのポジション方向としては、ほぼ半々となっています。
日毎の利益と損失を集計したグラフにおいて、損失を抑えつつも
利益を稼いでいるということが見て取れます。
右端は、ポジション保有時間と損益の散布図と、利益と損失の比率を
示す円グラフです。
バックテスト結果紹介|GBPJPY
★GBPJPY
・Overview(概要)
GoodMoring GBPJPYでは、
200年1月3日から2017年12月29日までの期間における
バックテスト結果は以下のようになっています。
TOTAL PROFIT(利益):$62606.38
DRAWDOWN(最大ドローダウン):
※Quantanalyzerでのドローダウン表示が正しくなく、
MT4での表示の方がより精確なようです。
MT4での表示:$986.49
PROFIT FACTOR(プロフィットファクター):2.21
暦年毎の集計においては、毎年利益を獲得しています。
月毎の集計においても、利益となる月が多く、
損失となる月は、年に2ヶ月程度といったところです。
累積利益を更新できずに停滞した期間が、最大で
152日(Max Stagnation)。
その停滞が2017年に発生しています。
EURJPY、USDJPY共に、停滞期を脱出した後には
順調に利益を積み重ねており、GBPJPYもそのように
なるのか注目です。
左端の表と棒グラフは、年毎の損益を示しています。
暦年での集計で利益を計上してくれることが
今後も想定されることを強く想定することの材料となる
バックテスト結果です。
このへんは、EURJPY、USDJPYと共通しています。
左から2列目2つの棒グラフは、エントリーした日毎、時間毎
の損益です。
特に強い傾向というのは無く、安定して利益を稼ぐバックテスト
結果を残していることが見て取れます。
右端から2列目の円グラフと棒グラフは、ロングとショートの
比率、日毎集計の利益と損失を示しています。
ロング、ショートのポジション方向としては、ショートの方が
多いようです。
日毎の利益と損失を集計したグラフにおいて、損失を抑えつつも
利益を稼いでいるということが見て取れます。
右端は、ポジション保有時間と損益の散布図と、利益と損失の比率を
示す円グラフです。
リアル口座フォワード結果紹介
当サイトの右サイドバーにEABANKで無料にて使えるEAを
活用したTITAN FX口座をmyfxbookで公開しています。
GoodMornigシリーズだけでなく、EABANKが無料提供する
EAを活用している口座なので、どんなEAを使っているのか、
そのEAの損益状況なども参考にしていただければと思います。
(稼働停止したEAも確認できます:EA名称設定してあります)
管理人が普段、MT4のチャート上でEAのトレード結果を
確認しているのですが、それもご紹介します。
これらチャートの下段にEAのトレード結果(損益)が示されています。
『損益グラフがひと目でわかる!』
という名称そのままのツールです。
EAのマジックナンバーを設定すれば、該当するマジックナンバーの
損益を計算して表示してくれます。
マジックナンバーを0に設定すれば裁量トレードの損益確認にも
使えます(管理人も活用しています)
集計期間を設定できたり、通貨ペアを限定できたりするので、
かなり活用範囲が広いツールになっていると思います。
「口座縛りがなぁ〜〜〜い」ので、複数口座のトレード結果確認に
大活躍してくれています。
詳しい解析は、myfxbookが無料で便利なのですが、
WEBページに行ってから必ず表示される広告を消して、
目的の結果を表示させるために設定して・・・とちょっとした
手間ながらも毎回必ず手間暇を要します。
これ、意外と煩わしいんですよね・・・。
短時間でパパっと確認するには、
『損益グラフがひと目でわかる!』
がチョ〜〜〜便利ですよ。
サクサクっと各EAのトレード状況を確認できます。
今後の運用
筆者の口座では、最大ポジション数(大きくする方向へ変更)
などをデフォルト設定から変更して稼働させています。
(最大ポジション数は、最適化探索の結果から決定しています。
海外口座の場合、証拠金の額をあまり気にせずにすむという
恩恵があります)
TPとSLの設定についても、順次探索結果を反映させています。
なので、デフォルト設定でのトレード結果とは異なることを
踏まえてmyfxbookの結果を参考にして下さい。
厳選されたEAを無料で使用できるEA BANKに未だ
会員登録していない方は、これを機会に会員登録
しておくと良いですね。
指定された海外口座の新規、追加口座という口座
縛りがあるものの、無料でEAを使えるというメリットがあり、
とっても有り難い存在です。
無料EAサイト限定で提供されているEAもありますが、
GogoJungleなどEA販売サイトでも販売しているEAも
あったりします。
GoodMorningシリーズは、EA BANKでのみ使用できるように
なっているので、未だ登録していない方は、この機会に
サクッと登録しておくと良いでしょう。
登録作業は簡単です。
10万円もしくは1,000ドルのFX口座へ入金が必要ですが、
例えばTITAN FXに口座があり、10万円もしくは1,000ドルの
余裕資金(一時的に移動可能な資金)があるなら、
EA BANKをIBに指定(EABANKのマニュアル通りに開設すればOK)
して開設し、EA BANKのEAが使えるようになれば、
EA BANK用口座から元の口座に一旦資金移動しても大丈夫です。
あとは、実際のEA稼働に必要な時に必要な額がFX口座にあれば
問題ありません。
GoodMorningシリーズのEAをダウンロードし、しっかりとバックテスト結果の
解析をして自分の口座で運用していこうと判断したら、必要資金を
EA BANK用口座に準備して、あとはEAに任せます。
その後は、相場次第でEAがどれくらいの結果をもたらしてくれるか、
ということになります。