【EA検証】ZERO-GBPUSD|EABANK
厳選された無料で使えるEAを提供してくれているEABANKを
活用中です。
個人的に運用開始したばかりのEAを紹介します。
その名も
ZERO-GBPUSD
です。
ZEROの意味するところに興味津々ですが、作者さんの
コメントが見つからないので、わかりません。
もちろん、EAは稼いでくれることを期待して使うわけですが、
名の由来も紹介してもらえるとうれしいな、と個人的には
考えています。
(由来を想像するのも楽しいものですが)
ZERO-GBPUSDは、2018年10月のEABANKにおけるフォワード
ランキングで堂々の4位に位置しています。
ちなみに、1位のParallel Bands Systemは、同じEA作者の
youyouさんです。
Parallel Bands Systemは、累計利益でも堂々の1位!!ですので、
youyouさんは実力、実績あるEA作者さんの一人と言えるでしょう。
累計利益でトップテンに複数のEAが位置しているのは、
GoodMorning EURJPY、GoodMorning USDJPY、Good Morning GBPJPYの
hokutoさん(トップテンに3つのEA!!)
EA04-HANA-、EA06-SoRA-のtakahさん
です。
この3人のEA作者さんでトップテンのうち6つを占めている
ということになります。
(登場間もないZERO-GBPUSDが累計利益のトップテンに
入るのか、要注目です)
色々と注目点があるZERO-GBPUSDですが、冷静沈着に
レビューしていきましょう。
ZERO-GBPUSDのレビュー
EA開発者:youyouさん
EA概要
・日本時間の早朝にトレードをする
・逆張りのロジック
・バックテストデータは
・Alpari UKのデータを使用
・エントリーは始値
通貨ペア:GBPUSD
使用時間足:M5(5分足)
取引スタイル:デイトレ
最大ポジション数:1
最大ストップロス(SL):70
テイクプロフィット(TP):ロジックによる決済
両建て:あり
その他
作者さんのコメントにて、特筆すべき点として
●1ポジションで取引回数がTotalで6000回近く有り、
バックテストの信頼度を高めている
●エントリーは始値でするロジックとなっていますので、
ブローカー間の差異が少なくなるようにしております
と書かれているので、バックテストの信頼性と、
ブローカー間の差異という点でも見てみたいところです。
バックテストの信頼性は、リアル口座とバックテストの
結果を比較することで可能なので、タイミングを見て
比較してみたいですね。
ブローカー間の差異は、文字とおりEA開発における終わり無き
テーマであると個人的には感じています。
始値で各種インジなどの算出をするようにした、ということだけ
なのであれば、その効果は限定的であるという印象を持っています。
ロジック次第というのもあるとは思いますが。
こちらも、何らかの形で検証できると良いのですが、
自分だけでやろうとすると、異なるブローカーで並行して稼働させる
必要があるので、ZERO-GBPUSDがもらたしてくれる利益によって
実行を判断することにします。
バックテスト結果|ZERO-GBPUSD
EABANK掲載のバックテスト結果をQuantAnalyzerにて表示
させたものを見ていきましょう。
期間は、2000年1月3日から2018年10月30日までの18年10ヶ月です。
・Overview(概要)
ざっくり言えば、MT4のバックテスト結果レポートと同様の内容に
暦年毎の損益を追加したような表示内容です。
利益
19844.5pips(1,053.88pips/year)
$37745.35($2,004.18/year)
最大ドローダウン
※Quantanalyzerでのドローダウン表示が正しくなく、
MT4での表示の方がより精確なようです。
MT4での表示:$970.83
プロフィットファクター
1.56
横軸が時間(年月)、縦軸が利益のグラフです。
下段にドローダウンが描画されています。
最大停滞期間(Max stagnation)が204日となっています。
約7ヶ月間ということになります。
大まかな傾向として、2008年-2010年にてドローダウン
が大きいというのがあり、それ以外だと200pips程度に
収まっているというのがあります。
左側の表とグラフは、暦年毎の損益を示しています。
全ての年で利益を計上してくれていることが分かります。
年毎の利益の大きさは、バラバラであるという印象です。
左から2列目の2つの棒グラフは、日毎の損益、
エントリー時間毎の損益です。
14日だけが損失になっていますが、あとは日毎で利益と
なっています。
エントリー時間毎で見てみると、エントリー時間の全てで
利益となっています。
右から2列目の円グラフと棒グラフは、ロングとショートの
比率、日毎の勝ち(利益)、負け(損失)です。
右側のグラフは、ポジション保有時間と損益、利益と損失の割合
を示しています。
特徴的なのが、ポジション保有時間として2つの
グループに分けられることです。
半日程度以下、約2日間が高頻度です。
その間が殆ど無いというパターンは稀有ですね。
こういう分布になることが不思議です。
リアル口座フォワード結果の紹介
ZERO-GBPUSDを運用開始してから、まだ日が浅いので、
トレード回数も少なくて、あまり参考にはならないと思いますが、
TITAN FXで稼働させている結果を紹介します。
トレード回数6回、勝率33%、PF0.19と厳しい結果となっています。
元々、EA作者さんが公開しているフォワード結果を見てみても、
直近での相場との相性は良くないと見ていたので、「やっぱりね〜」
的なところがあります。
今後の運用
基本は、しばらくは小さな検証用LOTサイズで運用継続の予定です。
しかしながら、右肩下がり状態となるようなら、一旦は稼働停止する
ことも候補にしています。
いずれにせよ、静かに見守っていきます。
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使いたいEAをスムーズに使用開始できます。
既に登録してある方は、逐次EAが追加されているので、
新しく登録されたEAを中心に検証してみては如何でしょうか?