【EA検証】Flashes for EURUSD|Traders-proで無料使用かゴゴジャンで購入
FXトレード日本一決定戦(WTC)ロビンスカップ準優勝の
原動力の一つとなったEAを紹介します。
Flashes for EURUSD
です。
EA開発者のTrader Kaibe さんは、他にも有名な存在となった
EAを提供してくれています。
・Flashes for USDJPY
・Flashes for GBPJPY
・Flashes -rebuild-(EURJPYに対応)
Traders-proで
・Flashes for USDJPY
・Flashes for EURUSD
とTITAN FX口座で稼働させ、
口座使用者向けキャンペーンでFXTFからプレゼントされた
(GogoJungleで購入するものと同等)
・Flashes for EURUSD
をFXTF(FXトレードフィナンシャル)で稼働させています。
ここ数ヶ月、あまり相場との相性が良くない状況が続いている
ようですが、先々それが改善する時期が来るという見込みの
もと、小さなロットで運用継続し、「その時」が来たら、
巡航ロットで運用する、という方針です。
そんなFlashes for EURUSDを紹介します。
Flashes for EURUSDのレビュー
EA開発者:Trader K(Trader Kaibe:GogoJungleでの名前)
EA概要
・MT4標準のインジケータのみを使用しているシンプルなロジック。
・押し目買い、戻り売りを狙う。
・10年以上、右肩上がりの利益
(1日2-3回程度の高頻度トレードにも関わらず、勝率7割以上、
利益は10年以上の長期に渡り右肩上がりを続けている。
通貨ペア:EURUSD
使用時間足:1分足(M1)
取引スタイル:スキャルピング
最大ポジション数:1
最大ストップロス(SL):110(可変)
テイクプロフィット(TP):60(可変)
両建て:なし
その他
『FXトレード日本一決定戦(WTC)ロビンスカップ準優勝』
という輝かしい実績があるとは言え、1分足という点で
トレード結果の安定性が懸念されるところではありますが、
バックテスト上でですが「10年以上の長期で右肩上がり」
が謳われています。
確かに、「たいしたもんだなぁ〜」と思います。
処理負荷の重さの重さも気になるかと思いますが、
「 非常に軽い作りであり、EAの動作がトレードに
影響する事はありません」と謳われている通り、
VPSやPCの処理負荷が極端に上がってしまうなんてことは
管理人が稼働させて確認している限りでは、問題ありません。
(Flashesシリーズを計3つ一つのPCで稼働させています。
VPSのリソース都合でPCにて稼働中です)
Flashesシリーズは、Traders-proにて無料で使えますが、
GogoJungle(ゴゴジャン)で購入することもできます。
購入すれば、稼働させる口座を自由に選べるし、
(もちろんん、スプレッドの狭い国内口座でも可能)
海外口座の場合には、キャッシュバックサービスを
使用することが可能となります。
実際、ゴゴジャンでの販売実績も多く、
2018年11月19日現在で726名の利用者がいます。
(管理人もそのうちの一人にカウントされているはずです)
ゴゴジャンでは、デモ口座でのフォワード結果も参照すること
ができるので、便利に活用することをオススメします。
(多くの方は、既に活用されていると思います)
バックテスト結果
バックテストは、FXTF(FXトレードフィナンシャル)のWEBから
ダウンロードできる、2012年1月以降のヒストリカルデータを
使用して実行しました。
(約7年分ということになります)
MT4でバックテストを実行した後、詳細に解析する場合には、
QuantAnalyzerが有名で一般的です。
意外と知られていないように見えるのが、myfxbookに
MT4のバックテストレポートファイルをアップロードして
解析するという方法です。
ここでは、一般的なQuantAnalyzerを使って見ていきましょう。
・Overview(概要)
ざっくり言えば、MT4のバックテスト結果レポートと同様の内容に
暦年毎の損益を追加したような表示内容です。
利益: $17387.84
最大ドローダウン:
※Quantanalyzerでのドローダウン表示が正しくなく、
MT4での表示の方がより精確なようです。
MT4での表示:$2616.61
下図の下半分に示されている表からわかるように、
暦年での区切りにおいて、毎年利益を稼ぎ出して
くれていることがわかります。
・Equity chart(利益曲線)
横軸が時間(年月)、縦軸が利益のグラフです。
下段にドローダウンが描画されています。
最大停滞期間(Max stagnation)が649日となっています。
1年10ヶ月近くという期間です。
上のOverviewで毎年利益を稼ぎ出しているというのは
暦年区切りでの1年間での話です。
こちらの最大停滞期間(Max stagnation)においても
開始期間のとり方によっては、1年間で利益を稼ぎ出している
ということがあります。
その一例が、(たまたま)暦年区切りだった、ということになります。
個人的には、実際の運用において、期間として1年以上
利益を稼ぎ出してくれていないEAは、少なくとも巡航ロットから
(小さい)検証用ロットにロットサイズを落としているはずです。
このへんの運用方法は、唯一の正解というものは無く、
運用者の方針、スタイルにより様々であるということになります。
個人的には、信頼を寄せるEAであっても、相場と合っていない時期に
入っていると判断すれば、ロットサイズを(徐々に)小さくして様子を見て、
元の巡航ロットサイズに戻すなり、一時的に停止するなりします。
信頼するに至っていないEAであれば、もっと短期間で対応します。
(検証用の最小ロットサイズのまま稼働停止に至るEAも少なくありません)
ちなみに、Traders-pro経由のTITAN FX口座で稼働させている
Flashes for EURUSDは、2018年5月稼働開始です。
大きく見ると、利益としては計上できているとは言えませんが、
長期的に見て利益を積み重ねることができると想定できるEAなのかを
実際に自分の口座で検証するということも稼働を継続しています。
(最小ではありませんが、小さなロットです)
そういう視点をナシに考えれば、資金やPC(VPS)という限らせたリソースを
有効活用していくという観点から、EA停止するという判断になると考えます。
左側の表とグラフは、暦年毎の損益を示しています。
Equitychartで見たように、最大停滞期間としては649日ありますが、
暦年で区切ると、毎年利益を稼ぎ出してくれています。
左から2列目の2つの棒グラフは、日毎の損益、
エントリー時間毎の損益です。
上側のTrades/Dayグラフにおいて、7日にエントリーしたポジションが突出した
損失の大きさとなっている点が気になりますね。
自身が開発するEAであれば、その要因を探りだしてみたくなると思います。
下側のP/L/Hourグラフにおいては、12,13時にエントリーしたポジションが
損失となっている点が気になります。
これも、探りたいところです。
仮に、その要因が判明した場合、そこを対策することが過剰最適化となる
ようなことになるなら対策しないでしょうが、そうでないなら、損失となる
可能性が高いなら、エントリーしないようにしたいところです。
その場合、単純に時間でエントリーを制限するのか、その時間に成立しやすい
条件で制限するのかも慎重に検討と判断することが必要ですね。
右から2列目の円グラフと棒グラフは、ロングとショートの
比率、日毎の勝ち(利益)、負け(損失)です。
円グラフから、ロングとショートでほぼ半々の比率になっていることがわかります。
Wins/Loss / Dayグラフを見ると、どの日も勝ちトレード数の方が多いのですが、
先程のTrades/Dayグラフにおいて7日は損失になっているのに
Wins/Loss / Dayグラフでは勝ちトレードの方が多いという結果に
なっています。
ということは、勝ちトレード1回あたりの利益に対して、負けトレード1回あたりの
損失がかなり大きいということになります。
次に紹介するP/L Growth by durationでの結果だけから考えると、
SLにかかって損失となっているプロットがそうでないプロットから
20pips程度乖離しているということもあり、SLを小さくした場合の
結果がどうなるのか見てみたいな・・・ということになります。
あくまでもバックテストでの結果ではありますが、そういった点も気にしながら
設定の探索結果を見ていきたいと考えています。
(現在、探索の計算を実行中です)
一番右側のグラフは、ポジション保有時間と損益(P/L Growth by duration)、
ポジション保有時間と損益(P/L by trade duration)
を示しています。
このグラフだけから考えると、ポジション保有時間が4時間を超えるような
ポジションは、サクッと決済した方が傷口(損失)が小さく済むという
傾向にありそうです。
(実際にどうなるかはわかりません)
残念ながら、ポジション保有時間でポジションを決済するというような
EA設定項目が存在しないので、バックテストで検証することはできませんが・・・。
ちなみに、デフォルトでは下側に円グラフが表示されます。
利益と損失の割合(Profit/Loss)を示すものです。
ま、ここは単純に勝率、負率を示しているので、参考程度に見ておきましょう。
リアル口座フォワード結果の紹介
現在、TITAN FX(Traders-pro)、FXTF(ゴゴジャン販売版)
にて稼働させています。
ここでは、TITAN FX口座でのリアル口座フォワード結果を
紹介します。
(FXTF口座は、未だ稼働開始したばかりなので)
2018年5月からのリアル口座でのトレード結果です。
(当サイト内で紹介しているmyfxbookでも参照可能です)
グラフ下段のグラフは、
「損益グラフがひと目でわかる!」で表示させたものです。
当サイトでは、そろそろ馴染みになってきたかと思います。
フォワードのトレード結果を確認/解析するには、無料で
使えるmyfxbookが有名ではありますが、
無料だけに表示される広告表示を消すのもメンドウだし、
目当てのページに辿り着くまでに何度もクリックする必要があるのと
短時間とは言え待ち時間が必要です。
日々、トレード結果を確認する上で、このちょっとした手間や時間が
もったいないと感じていますよね?
それを解消すべく、「損益グラフがひと目でわかる!」を
導入しました。
3千円を切るニーキュッパ(2,980円)で買えるし、
口座縛りが無いので複数口座で使えることができるので、
効果を考えれば、初期投資としてはリーズナブルどころか
格安!!、爆安!!というくらいのレベル。
空いた時間を別のことに投入するためにも、トレード結果確認は
迅速にスパッと実行しましょう。
さて、Flashes for EURUSDのリアルトレード結果ですが、
大きく見れば横ばいといったところです。
着々と利益を稼ぎ出すということには至っていません。
しかし、損失を積み重ねるという状況にも落ちいらずに
います。
このへん、じれったさがありつつも、稼働停止はせずに、
復調、相場との相性が戻る時期が来るのを淡々と待ちやすくする
要因です。
とは言え、もしも右肩下がりの収益曲線を描くようであれば、
サクッと稼働中断とします。
その場合には、ゴゴジャン(GogoJungle)のフォワード結果
(デモ口座)やEA作者さんが公開してくれている
リアル口座でのフォワードを定期的に確認し、稼働再開判断を
するための情報収集を確実に実行し、判断材料を集めます。
本記事作成時点でのEA設定は、ほぼデフォルト設定のままです。
探索のための計算をMT4が実行しているので、良い設定が
見つかったら、現在のものと並行して稼働させる予定です。
(TITAN FX口座かFXTF口座かは未定です)
そのへんの結果については、本記事に追加する形で紹介する予定です。
今後の運用
今後も、引き続き
・Flashes for EURUSD
・Flashes for USDJPY
を運用していきます。
無料でEAを活用できるTraders-proでのTITAN FXにて
稼働させているもの(EURUSD、USDJPY)は、相場との相性が
回復してきたら、LOTサイズを巡航サイズへ向けて大きくします。
FXTF(FXトレードフィナンシャル)で稼働させているFlashes for URUSD
については、未だ稼働開始からの経過時間が短いので
小さなロットサイズで運用していますが、EAと口座の相性が確認できたら、
巡航ロットサイズへ漸増させていきます。
また、本記事執筆時点では、EA設定項目の探索中なので、
良い設定が見つかれば、それをデフォルト設定と並行して運用するなり、
探索した結果を反映したもので運用するなりするので、
それも紹介したいと思います。
(良い設定が見つかった場合、まずは並行稼働させるというのが基本方針です)
実際に稼働させるかどうかはおいておいて、自分で検証してみる価値が
大いにあるEAである、という判断をしています。
なので、Traders-proに登録してある方で未だ検証していない方は
時間を作って検証してみて下さい。
未だTraders-proに登録していない方は、これを機に登録して
無料でEAを使用できるというサービスを活用することを検討して
みては如何でしょうか?
開設した口座に10万円もしくは千ドル以上の資金を入金する
必要があります。
(既に開設してある同じFX業者の口座から、資金振替で資金移動する
というのでもアリです)
ただし、注意点としては、いくつかの指定された海外口座の中から
自分で選択した口座をTraders-pro経由という形で開設し、
その口座でEAを稼働させることが条件です。
なので、海外口座を使用したくない、という場合には活用できません。
国内口座に限定して運用するという場合には、EAを購入する必要が
あります。
GogoJungle(ゴゴジャン)で購入することが可能です。
デモ口座でのフォワード結果を参照することができるので、
購入前の判断材料を得ることが可能です。